宝石購入時の注意点

ここでは宝石を購入する際の、幾つかの注意点を解説します。 高額商品ですから、しっかりと納得の行くまで情報を精査して下さい。 というのも現状、宝石に関する法律・国際条約がないからです。 そのため自己防衛が大変重要となります。 日本では基本的に業者間の取り決めのみですので、偽りの表記で販売された場合はショップに直接問い合わせたり、また、ケースによっては詐欺罪や違法性がある可能性もありますので、地域の消費者センターや弁護士にご相談下さい。

ある法律関係の知り合いの方が言っていましたが、宝石に関するトラブルで相談に来る人は、全体から見ると実に7番目に多いそうです。 これは多くの場合、宝石業界の閉鎖性(特に情報関連)に問題がありましたが、徐々に改善されていっています。 しかし、まだ古い体質のまま営業なされている宝石店も見かけますので、充分に注意してください。


宝石選び

まずは自分にとって本当にその宝石がベストなのかを考えてください。 宝石の中には保存・お手入れが複雑なものもあり、生活環境によっては保持するだけでも困難な場合があります。 まずは目的の宝石の性質を知りましょう。

相場を調べる

宝石にはダイヤモンド以外は、明確な価格基準が存在しません。ダイヤモンドもルースならともかく、ジュエリー・アクセサリーに加工された物などは適当に値段つけたのでは?と疑いたくなるような高額商品もあります。 (「宝石ジュエリー相場別カテゴリ」・「宝石ジュエリーの資産価値とは」・「宝石ジュエリーの適正価格とは」を参考にしてみてください。)

宝石には残念ながら、価格が高ければ高いほど良い商品と言う考えは通用しません。 そこで相場を調べるという方法があります。ただし、ジュエリーとしての価格を調べるのではなく、ルースの相場を調べてください。 ルースにはブランドの概念がありませんので、大体の平均を見るのにはうってつけです。 そうやってルースの大体の相場を調べてから、ジュエリー本体の価格が妥当であるかどうかを考えると分かりやすいと思います。

本物かどうか調べる

宝石を選び、相場も調べ、妥当な価格である事を確認しても実際に購入しようとした宝石が偽物であれば意味がありません。 偽物かどうかの判断には鑑別書が必要となります。 天然物なのか人工生産物なのか、被処理なのか非処理なのかで相場が大きく異なる宝石が殆どですので、それらも合わせて調べてください。 もし天然石の宝石をお探しならば、Lab-Createdという記述に注意してください。これは、Lab(ラボ)いわゆる研究室などでCreated(クリエイティド)作られた、要するに人工生産物(合成石や模造石の事)です。 他にもシンセティックストーン(合成石)などもありますので注意が必要です。 人工生産物に関しては宝石マメ知識を参照してください。

購入の前段階で、鑑別書を見せてくれる店も沢山あります。また、その鑑別書が最新の条件で書かれた物かの確認をして下さい。 2004年以降の鑑別書とそれ以前の鑑別書では、表記法が大きく異なります。詳しくは宝石マメ知識及び天然石と人工処理石を参照してください。 また鑑別書自体が偽物である可能性もありますので、ショップなどの情報も合わせて調べることが必要です。


最後に

もう一度全てを確認してください。やり残した事はないですか?もうやれるだけやったと言う方も最後にもう一度確認してください。 以上が済みましたら、最後にショップとの取引内容を確認してください。

保証の有無、返品可能かどうか、その宝石の保存・お手入れ方法について正確な知識をもっているか、などを細かく聞いてください。 特にお手入れ方法は、同じ種類の天然宝石でも、受けた処理内容によっては全く違ってくる宝石もあります。 そういった宝石である場合、ショップは消費者に対し、積極的に説明をする義務があります。 遠慮は必要ありません。宝石は基本的に高額商品ですので、こういったアフターサービスはあって当然です。 アフターサービスが無い分、価格を抑えているというショップには注意が必要です。

ここまで全てをやりましても、絶対に安全とは言い切れません。 もし被害をこうむった場合は、必ず専門の機関に相談しましょう。


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