アンダルサイト(Andalusite)の解説

鉱物名 : アンダリュサイト
和名 : 紅柱石
処理 : 特に無し

アンダルサイトの特徴

アンダルサイトはとても強い多色性を持っているので、多色性を持つ宝石の代表格となっています。 そのため、出来るだけ多色性を活かしたカットがなされるようです。 また発見された地名アンダルシアが名前の由来となっており、アンダルサイトとして流通していますが、正式名称はアンダリュサイトと言います。 ただし、英語名のカナ表記に関しては、ある程度の自由が認められていますので、ガイドラインに違反している訳ではありません。
アンダルサイトはシリマナイト同質異像で、宝石としては硬度、性質ともに申し分無いのですが、ビビットなカラーが無いので、流通量は少な目となっています。 また、稀に宝石質ではないアンダリュサイト(鉱物)であるにも関わらず、インクルージョンが十字に表れるため価値のある石として流通しているキアストライト(空晶石)というものもあります。


アンダルサイト
硬度:7.5

0.5ctの参考相場:
約5000円

カラー:多色

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強い多色性を楽しめますが、宝石としてはさほど高価では無く、またジュエリーやアクセサリーとして加工される事もあまりありません。 アンダルサイトは全体的にくすんだ感じの黄、緑、赤色が多く流通しています。
また、現時点ではカット・研磨以外の処理は施されていないとされています。


キアストライト
硬度:5

0.5ctの参考相場:
不明

カラー:その他

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キアストライトはアンダリュサイト(紅柱石)の結晶に不純物として含まれるインクルージョン(炭素)が結晶構造に沿って捕獲され、結果として十字型のインクルージョンが発現した宝石です。 その見た目からクロスストーンとも呼ばれ、パワーストーンとしても人気が高いです。 またキアストライトは希少性が高く、レアストーンとされています。 硬度が低いので取り扱いには注意が必要です。




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