アクアマリン(Aquamarine)の解説

鉱物名 : ベリル
和名 : 藍玉
処理 : 加熱(未処理を特定出来ない)

アクアマリンの特徴

アクアマリンの宝石としての正式名称は『アクワマリン』と言います。その名の通り、透き通った海のようなカラーをしています。 青色のベリルの事で、宝石名ではアクワマリンとなっています。 バリエーションではないのですが、サンタマリア産のアクアマリンは特別な色合いをしているという事で、サンタマリア・アクアマリンと呼ばれる事がありますが、鑑別書上でサンタマリア・アクアマリンと表記される事はありません。 ほぼ全てのアクアマリン(キャッツ・アイ含む)が加熱処理をされており、鑑別書で未処理を特定する事は出来ません。
昼間よりも夜の照明の元で真の輝きを放つ事から、別名「夜の宝石の女王」という異名を持つ3月の誕生石です。


アクアマリン
硬度:7.5

0.5ctの参考相場:
約5000円

カラー:青

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アクアマリンは数が多く流通しており基本的に安価ですが、幅が広くある程度高価なものもあります。 中でもサンタマリア産は高価で、他に比べ僅かに青味が強く、かなり高価になります。
同じベリル系宝石であるエメラルドとは違い、インクルージョンが少ない結晶も多く産出されいます。 中にはキャッツ効果(アクワマリン・キャッツアイ)を持つものもあります。


ミルキーアクアマリン
硬度:6

0.5ctの参考相場:
不明

カラー:青

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その名の通りミルキータイプのアクアマリンです。ただし普通のアクアマリンに比べ、硬度が低い点に注意してください。 また、ミルキーという冠名がカラーバラエティに含まれるかは疑問が残ります。(ファイアオパールが有るので、これもアリかもしれませんが。)
大きいサイズも豊富にあり、普通のアクアマリンに比べるとかなり安価になります。


アクアマリンジュエリー選びのポイント
アクアマリン(アクワマリン)はベリル系鉱物ですので、輝きが素晴らしく、光源を気にせずにデザインを選ぶ事が出来ます。 3月の誕生石となっていますし、価格的にも非常に親しみ安い宝石と言えるでしょう。 サンタマリア・アフリカーナは淡いアクアマリンと違って、他のブルーカラーの宝石とは一線を画しており、その独自性が高ければ高いほど評価されています。



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