アメシスト(Amethyst)の解説

鉱物名 : クォーツ
和名 : 紫水晶
処理 : 一部加熱処理有りし

アメシストの特徴

アメシストは、紫の色をしたクォーツの事で、アメシスト色のコップでお酒を飲むと酔わないなど、多くのの言い伝えがあります。 また古来から紫は高貴な色とされる事が多く(日本含む)、近年、合成アメシスト(処理ではありません)などの台頭により市場価格が下がっています。 また、何故かグリーンクォーツの事を、グリーンアメシストと呼ばれれていましたが、2004年の改定以降は宝石名グリーンクォーツとなり、備考としてグリーンアメシストと呼ばれている旨を記載する事が可能となっています。 グリーンクォーツには加熱処理が行なわれます。他にもカラーチェンジやバイカラーアメシストがあります。
加熱するとインクルージョンの変質により、黄色っぽく変色する(シトリンに変化する)事がありますので注意が必要です。 アメジストと言われる事も多いですが、正式名称はアメシストと呼び、2月の誕生石にもなっています。


アメシスト
硬度:7

0.5ctの参考相場:
約500円

カラー:紫

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クォーツの中では高価な部類に入りますが、宝石としては安価で比較的大きなサイズの物も流通しています。 ただし色の濃い物は人気が高く、それなりに高価になります。 また、現時点ではカット・研磨以外の処理は施されていないとされています。


グリーンアメシスト
硬度:7

0.5ctの参考相場:
約100円

カラー:緑

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正式名称はグリーンクォーツなのですが、過去グリーンアメシストと呼ばれており、現在でもグリーンアメシストとして流通する事が多いです。 アメシストの和訳は『紫水晶』ですが、グリーンアメシストも備考としてであれば記載する事が認められた名称です。 他にも各地で様々な名称で呼ばれており(例:プラシオライト)、グリーンクォーツとして定着するには時間がかかるかもしれません。 加熱処理されており、安価となっています。


アメシストジュエリー選びのポイント
アメシストとは宝石名で、鉱物的にはクォーツとなります。 紫が特徴の宝石ですが、一口に紫といっても様々な色味があります。 濃い紫のアメシストの方が評価も高く高価格で取引され、特にお年を召された方に人気がありますが、正直に申し上げて少々割高な商品が目立ちます。 淡いアメシストは濃いアメシストに比べ、安価で服・年齢を選びませんので、デザインも豊富にあります。



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