クォンツァイト/クンツァイト(Kunzite)の解説
鉱物名 : スポジュメン
和名 : リチア輝石
処理 : 放射線照射
クンツァイトは見る角度により色の濃淡が変わる多色性を持ったスポジュメンのピンクタイプです。
スポジュメンの変種は他にもヒデナイト(Crグリーン)や、各カラーを冠とした○○スポジュメンという宝石も有るのですが、実際に流通しているのは、殆どがこのクンツァイトです。
まだ発見されてからの歴史が浅く、宝石名は発見したクンツ博士に由来しています。
処理としては放射線照射があり、グリーン(Crに起因しないほう)スポジュメンは鑑別可能ですが、クンツァイトに関しては現時点では色の起源は判定不能となっています。
クンツァイト | |
硬度:7 0.5ctの参考相場: 約500円 カラー:多色 画像を見ながら探す |
クンツァイトは歴史は浅いながら大きいサイズも流通しており、見た目も綺麗な宝石です。 淡い色よりも濃いバイオレットカラーの方が高価とされており、かなり値段が違います。 また淡い色が多いのですが、これは日光などの光によって褪色する事が多いからです。 その為、保存及び資産的購入の際は充分に注意してください。