アイオライト(Iolite)の解説

鉱物名 : コーディエライト
和名 : 菫青石(きんせいせき)
処理 : 特に無し

アイオライトの特徴

アイオライトの鉱物名はコーディエライトと呼ばれますが、宝石としてもしばし、こちらの名前で流通する事があります。 カラーレスタイプのアイオライトもあります。 誤称にウォーターサファイアと呼ばれることがありますが、こちらはサファイアとの混乱を招く為、使うべきではありません。 宝石名に対し、他の宝石名や鉱物名以外の名称をつけるのはガイドラインにて禁止されています。
アイオライトは見る角度によって色が変化する多色性があります。 かつて、その偏光性(特定の光だけを通す性質)は、バイキング達が太陽の位置を確認する場合に利用されてきました。


アイオライト
硬度:7

0.5ctの参考相場:
約3000円

カラー:多色

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上から見ると濃い藍色をしていますが、横から見ると薄い青、またはほぼ無色になります。 一般的により濃い藍色のほうが価格が高いのですが、稀に特定のインクルージョンが原因で赤味がかってみえるブラッドショット・アイオライトは希少性が高くなります。
宝石としては安い部類に入りますが、大きなサイズのものはそれなりに高価になります。


カラーレスアイオライト
硬度:7

0.5ctの参考相場:
約4000円

カラー:無色

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無色透明のアイオライトで、残念ながら多色性は楽しめません。
通常のアイオライトに比べ大きなサイズは珍しく、通常のアイオライトよりも僅かに高価となっています。


アイオライトジュエリー選びのポイント
アイオライトは多色性を持った宝石ですので、その多色性を最大限に活かすためには、地色の濃い石を選ぶ事が事が大切です。 また、方向によってハッキリと色が違いますので、ジュエリーの地金部分はアイオライトを覆い隠さないシンプルなデザインが良いとされています。 例えばピアスであるならば、アメリカンピアスやドロップピアスなど耳たぶより下に石が位置し、広角度から光源を取り込めるようなデザインのジュエリーがお奨めです。 価格としては0.5ctで3000円程度となっており、親しみ易い宝石です。



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