宝石やジュエリーの保存

宝石には様々な保存・お手入れ方法がありますが、それらは宝石の価値を守る為に非常に重要です。 大気中には目に見えないような塵・埃といった類が散乱してますし、それらの硬度は実に『7』近くあるものもあります。 地球上に最も多いとされる鉱物が、硬度7近くあるのです。最も多いという事はそれだけ削られる機会が多く、塵や埃になるのです。 硬度7以下の宝石はそれだけで、傷がついてしまう事もあるのです。 その他にも日光に弱い宝石を窓際に保存してしまい、大事な宝石を褪色させてしまう…など、各宝石によって適切に保存しなくては、折角買った宝石も台無しです。


宝石やジュエリーのお手入れ

宝石のお手入れの際にも注意が必要です。 もし塵が付いたまま宝石を磨いてしまったら…残念ですが硬度7以下の宝石では、逆に傷がついてしまう可能性が高いです。 他にも化学薬品にに弱い宝石を専用ではない薬品で磨いてしまったら…など、各宝石によってお手入れ方法は保存方法と同様、重要な意味を持ちます。


宝石やジュエリー保存用の道具

宝石の保存に威力を発揮するのが専用の保存箱、つまり宝石箱です。 これは保存だけでなく、宝石を美しく見せる工夫がなされた物も多くあり、まさに専用の入れ物といえるでしょう。 宝石箱自体に色々なアレンジをしてみるのも楽しいですよ。


宝石箱

宝石を保護する入れ物としての宝石箱ですが、何も大袈裟に考える必要はありません。 ポイントは2つです。

1:光を遮断できる事。
2:単独で宝石を入れられる。

1に関しては、先に述べた通り褪色を防ぐためです。宝石の色は、結晶構造が大きく関係してますが、その結晶構造は放射線によって変化する事があります。 (詳しくは宝石の色因) その原理を利用したのが、いわゆる放射線照射処理です。(詳しくは宝石の人工処理一覧) 結晶構造が頑丈な宝石は良いのですが、弱い宝石(同じ宝石でも固体差があります。)の場合、大気中の微弱な放射線でも色が変わってしまう事があるのです。

2に関しては、大気中の塵から保護すると同時に、宝石同士のぶつかり合いで傷が付く事を防ぎます。特に持ち運ぶ際は必ず独立した入れ物に入れ、他の宝石と触れ合わない様に注意してください。

他にも出来ればですが、木か布で出来た宝石箱が良いでしょう。湿度を適度に保ってくれます。(オパールの保存は例外です。) また、1にも2にも関係しますが、密閉された物を選ぶようにしましょう。

さて宝石に劣らず、見た目も美しい宝石箱を紹介しましたが、自己流アレンジもお奨めです。 フラワーアレンジメントでも良いし、安い天然石セットを買って貼りつけるのもアリです。(ネイルアートの要領でやると楽しいですよ♪) アイデア次第でどこまでも美しくなる宝石箱も同時に楽しんでください。

アレンジ用素材 お花アレンジ用素材 ネイルアート系素材 ネイルアート系素材 天然ビーズ系素材 天然ビーズ系素材

宝石のお手入れ

お手入れの基本は、わからない事はしない、です。 良かれと思ってやった事が、宝石に多大なダメージを与える可能性があるからです。 お手入れをする場合は、専用のお手入れセットか、宝石ショップなどに問い合わせてから行なうようにしましょう。 特にオパールは水分を含んでいるため特殊な保存・お手入れ方が必要ですし、着色・含浸などの処理をなされた宝石もお手入れには気を使わなくてはなりません。 他にも、パールなどの特殊な宝石も、それぞれ特殊なお手入れ方があると思っておいた方が無難です。

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